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今月の主題 ニューロパチーの臨床検査 技術解説
運動神経伝導検査
著者: 尾崎勇1
所属機関: 1弘前大学医学部第三内科
ページ範囲:P.779 - P.785
文献購入ページに移動 ニューロパチーは病理学的に軸策変性型と脱髄型に大別される.運動神経伝導検査は運動神経の脱髄病変を鋭敏に捉える方法である.脱髄病変の電気生理学的所見は,急性期にみられる局所の伝導ブロックと髄鞘再生によりインパルスの伝導が再開する回復期にみられる伝導遅延である.本稿では上肢の伝導検査を対象として検査法の実際と異常所見の捉え方について概説するとともに,インチング法の意義についても言及する.〔臨床検査 40:779-785,1996〕
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