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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻7号

1996年07月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーの臨床検査 技術解説

運動神経伝導検査

著者: 尾崎勇1

所属機関: 1弘前大学医学部第三内科

ページ範囲:P.779 - P.785

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 ニューロパチーは病理学的に軸策変性型と脱髄型に大別される.運動神経伝導検査は運動神経の脱髄病変を鋭敏に捉える方法である.脱髄病変の電気生理学的所見は,急性期にみられる局所の伝導ブロックと髄鞘再生によりインパルスの伝導が再開する回復期にみられる伝導遅延である.本稿では上肢の伝導検査を対象として検査法の実際と異常所見の捉え方について概説するとともに,インチング法の意義についても言及する.〔臨床検査 40:779-785,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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