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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻7号

1996年07月発行

文献概要

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

B型肝炎ウイルス

著者: 阿部賢治1

所属機関: 1国立予防衛生研究所感染病理部

ページ範囲:P.836 - P.842

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はじめに
 B型肝炎ウイルス(HBV)感染症の診断は,血球凝集反応やELISA法などによる免疫血清学的手法でHBV関連抗原・抗体を検出することにより容易に可能である.PCR法は,その目的によって血清や組織からのHBV-DNAの高感度検出法として,またHBV遺伝子の変異と肝炎の病態解明の手段として用いられる.したがって,HBVの血清診断に際しては,その目的に応じて最適な方法を使い分けることがまず重要である.本稿では,PCR法によるHBV遺伝子の検出法と,その診断的意義について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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