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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻8号

1996年08月発行

文献概要

今月の主題 造血幹細胞 技術解説

―造血幹細胞の同定―骨髄長期培養法による未分化造血前駆細胞の同定

著者: 横田朗1 張ケ谷健一2

所属機関: 1千葉大学医学部第2内科 2千葉大学医学部第1病理

ページ範囲:P.885 - P.889

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 骨髄長期培養法は骨髄ストローマ細胞をfeederlayerとして用いることにより,サイトカインのみならずストローマ細胞の影響を観察することが可能であり,造血幹細胞を最もin vivoに近い形で培養できる方法と考えられる.さらにこれを応用したLTC-IC(long-term culture-initiating cell)の定量により造血幹細胞の定量が可能となり,造血幹細胞移植の臨床に応用され始めている.〔臨床検査40:885-889,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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