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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻8号

1996年08月発行

文献概要

今月の主題 造血幹細胞 技術解説

―造血幹細胞の採取とその性状―自己末梢血造血幹細胞

著者: 木山善雄1 笠井正晴1

所属機関: 1医療法人北楡会札幌北楡病院内科

ページ範囲:P.915 - P.920

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 近年アフェレーシス技術を応用して,サイトカイン単独で,あるいは化学療法後の回復期にサイトカインを併用して動員した自己末梢血幹細胞(PBSC)を採取することが行われている.骨髄と比較してPBSC中には造血幹細胞も同程度に含まれるが,より顆粒球系に分化した幹細胞が多く含まれていることが明らかになってきている.このことが末梢血幹細胞移植の特徴の1つである移植後の早期の生着に関与していると考えられている.〔臨床検査40:915-920,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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