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今月の主題 造血幹細胞 造血幹細胞の臨床
造血幹細胞への遺伝子導入とその応用
著者: 服部豊1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部血液内科
ページ範囲:P.939 - P.945
文献購入ページに移動 近年造血幹細胞の分離や生体外培養が可能になり,一方,ウイルスベクターやリボソーム★の開発により遺伝子導入技術も進歩した.幹細胞の生体内での動向を追跡し,また造血幹細胞移植をより危険性が少なく効果的に行うために幹細胞を標的とした遺伝子治療,マーキングは重要である.対象疾患は悪性腫瘍,単一遺伝子病,AIDSとその適応は広がりつつある.反面,技術的困難や危険性も付随するため臨床応用には十分な吟味が必要である.〔臨床検査40:939-945,1996〕
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