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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻1号

1997年01月発行

文献概要

今月の主題 スポーツと臨床検査 運動負荷と検査値

尿酸値

著者: 浅原弘嗣1 西岡久寿樹1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.37 - P.40

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 運動(スポーツ)は尿酸値の変動に影響を与え,スポーツ選手にはしばしば運動性高尿酸血症がみられる.痛風とは高尿酸血症を基礎病態とする急性関節炎であるが,多くの場合痛風発作の発症で初めて治療を受け,発作が治まったときから高尿酸血症のコントロールが始まる.この高尿酸血症は慢性的で,放置すれば腎臓をはじめとした他の疾患を引き起こすことが知られている.しかし,治療指針はほぼ確立されており,医師との連携による高尿酸血症の早期発見,早期治療が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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