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シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編
MASA法
著者: 木村聡1
所属機関: 1昭和大学医学部臨床病理学教室
ページ範囲:P.83 - P.87
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MASA法とは,mutant allele specific amplifica-tionの略称であり,日本語では変異アリル特異的増幅法,または対立遺伝子特異的増幅法と呼称されている(メチシリン耐性ブドウ球菌のMRSAと混同されないようご注意願いたい).本稿ではまずMASA法の概念・原理を解説し,その応用例として呼吸器系悪性腫瘍におけるK-ras★遺伝子の分析例1,2)を,基礎からの解説とともに述べることとする.
MASA法とは,mutant allele specific amplifica-tionの略称であり,日本語では変異アリル特異的増幅法,または対立遺伝子特異的増幅法と呼称されている(メチシリン耐性ブドウ球菌のMRSAと混同されないようご注意願いたい).本稿ではまずMASA法の概念・原理を解説し,その応用例として呼吸器系悪性腫瘍におけるK-ras★遺伝子の分析例1,2)を,基礎からの解説とともに述べることとする.
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