文献詳細
特集 神経系疾患と臨床検査
Ⅲ.神経生理 1.筋電図・神経伝導検査
文献概要
はじめに
神経筋疾患を扱う分野では,針筋電図を中心とした電気生理学的検査は不可欠である.筋電図は鑑別診断ばかりでなく,障害部位およびその重症度,予後,さらには治療法の選択などの目的に用いられてきた1).
一方,近年の筋電計の進歩は目覚ましく,さまざまな自動解析プログラムが搭載されており,以前より短時間で容易に導出でき,検査ができるように工夫されている.しかしながら,その理解には十分な基礎知識が必要である.
神経筋疾患を扱う分野では,針筋電図を中心とした電気生理学的検査は不可欠である.筋電図は鑑別診断ばかりでなく,障害部位およびその重症度,予後,さらには治療法の選択などの目的に用いられてきた1).
一方,近年の筋電計の進歩は目覚ましく,さまざまな自動解析プログラムが搭載されており,以前より短時間で容易に導出でき,検査ができるように工夫されている.しかしながら,その理解には十分な基礎知識が必要である.
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