文献詳細
特集 神経系疾患と臨床検査
Ⅳ.画像診断 1.超音波検査
文献概要
はじめに
超音波検査の特徴として,簡便,非侵襲的,リアルタイム性が挙げられるが,これらは小児の検査として重要なことである.特に新生児・乳児では,検査のための移動や鎮静が児の不利益になることもしばしばあり,ベッドサイドで覚醒状態のまま行える超音波検査は,非常に有用である.
乳児では大泉門が開いているので,そこから超音波ビームを投入することにより,鮮明な画像を得ることができる.新生児,特に未熟児では骨が薄いために,あらゆる部位からの投入が可能である.幼児期以降でも,側頭骨頬骨弓部にプローブを置くことにより,画像を得ることが可能である.
超音波検査の特徴として,簡便,非侵襲的,リアルタイム性が挙げられるが,これらは小児の検査として重要なことである.特に新生児・乳児では,検査のための移動や鎮静が児の不利益になることもしばしばあり,ベッドサイドで覚醒状態のまま行える超音波検査は,非常に有用である.
乳児では大泉門が開いているので,そこから超音波ビームを投入することにより,鮮明な画像を得ることができる.新生児,特に未熟児では骨が薄いために,あらゆる部位からの投入が可能である.幼児期以降でも,側頭骨頬骨弓部にプローブを置くことにより,画像を得ることが可能である.
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