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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻11号

1997年10月発行

文献概要

特集 神経系疾患と臨床検査 Ⅳ.画像診断 2.MRI検査・他

1)磁気共鳴画像(MRI)

著者: 中田力12 藤井幸彦3 岡本浩一郎4

所属機関: 1新潟大学脳研究所脳機能解析学 2カリフォルニア大学神経内科 3新潟大学医学部附属病院脳神経外科 4新潟大学医学部放射線医学

ページ範囲:P.1472 - P.1476

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はじめに
 磁気共鳴画像(magnetic resonance imaging;MRI)は脳神経の臨床において欠かすことのできない診断法である.立場を問わず,医学にかかわるすべての人間が正しい知識を持ち合わせている必要がある.しかしながら,極端に守備範囲の広い"磁気共鳴診断学"の多彩な技法とその臨床を1つの章にまとめ上げることは不可能である.本書の編集方針にも反する.そこで,この章では臨床検査としての要点を概説することにとどめ,"診断学"の教科書ではあまり触れられていない,"なぜこのような検査をするのか"の解説に重点を置く.議論も形態画像としてのMRIの範疇に収め,機能画像,脳循環画像,代謝画像など脳機能解析のための技法には触れないこととする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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