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特集 神経系疾患と臨床検査 Ⅴ.神経病理 1.筋肉
1)筋生検の実際
著者: 村山繁雄1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院神経内科
ページ範囲:P.1498 - P.1500
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骨格筋の病理学的評価が,診断に貴重な情報を与える病態は数多く存在する.小児科領域では,運動発達障害を主訴とし,筋肉を病態の主座とするいわゆる筋肉病(myopathy;ミオパチー)が,適応疾患の中心となる.一方,神経内科領域では,自己免疫疾患に伴う炎症性筋疾患が,頻度的に高い.
筋肉は再生能力に富む臓器であるため,手技さえ問題なければ新生児から超高齢者まで,筋生検に年齢制限はない.
骨格筋の病理学的評価が,診断に貴重な情報を与える病態は数多く存在する.小児科領域では,運動発達障害を主訴とし,筋肉を病態の主座とするいわゆる筋肉病(myopathy;ミオパチー)が,適応疾患の中心となる.一方,神経内科領域では,自己免疫疾患に伴う炎症性筋疾患が,頻度的に高い.
筋肉は再生能力に富む臓器であるため,手技さえ問題なければ新生児から超高齢者まで,筋生検に年齢制限はない.
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