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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻3号

1997年03月発行

文献概要

今月の主題 白血病・最近の進歩 技術解説

微量残存白血病細胞の検出

著者: 森茂久1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター第2内科

ページ範囲:P.277 - P.282

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 微量残存白血病細胞(白血病におけるMRD)の検出は再発の予測と早期治療,治療効果の判定,移植片中に混在する腫瘍細胞の検出などに役だつ.MRDの検出法としてサザン法,FISH法,PCR法などがある.そのうち感度,定量性が高い代表的な方法として競合的PCR法がある.PCR法を用いたMRD評価は白血病の種類,状態,治療などにより異なる.MRDの臨床的意義を明らかにするためには定性的ではなく定量的解析が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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