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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査41巻4号

1997年04月発行

雑誌目次

今月の主題 Internal Quality Control

巻頭言

internal quality controlの再認識

片山 善章

pp.361-365

internal quality controlの管理事項

 臨床検査における精度管理(quality control)は,広い意味では患者試料を採取する時点(採血時点,採血方法,採血器具などの条件が加わる)から始まるのであるが,一般的にQCとは患者試料が検査室に提出されてからの管理を表す場合が多く,特にコントロール血清,あるいはプール血清など,いわゆるモニター試料を用いて分析装置の分析状態を管理する統計学的精度管理(satis-tically quality control;SQC)が行われている.しかしSQCは図1に示すように,SQCを行う以前の管理事項,①試料採取,試料保存の条件管理,②分析機器の保守管理,③試薬管理,④技術水準の向上,が十分に管理されていなければ,SQCは効力を発揮しないのである.したがってSQC以前の管理事項を含めたQCを総合的精度管理(total quality control:TQC)と言い,TQCの実施ができてこそ,本来のQC (内部精度管理,外部精度管理)を行う価値が認められるのである.

 本稿ではそのQCの中の内部精度管理(inter-nal quality control: IQC)を取り上げ,その重要性を実例を挙げて再認識したい.

総説

quality controlの歴史

中 甫

pp.366-372

 臨床検査の精度管理は産業界における品質管理に由来する.臨床検査における精度管理の必要性が論じられ始めたのは1940年代半ばで,それ以来半世紀の歴史がある.初期には測定時における統計的精度管理が中心であったが,その後測定時のみならず測定前,測定後も含めた総合的な精度保証としてとらえられるようになり,さらに医療機関全体の信頼性を維持するためのクオリティマネジメントという考え方にまで発展している.この発展の歴史的過程について解説する.

精度保証と内部精度管理

桑 克彦

pp.373-379

 臨床検査における精度管理は,検査の質管理として新たに整備され,検査の質の改善システムとして組み立てられている.これは検査の質の保証と質管理の運営からなる.このうち検査の質保証は検査前管理,検査管理,検査後管理にそれぞれ機能的に分けられる.内部精度管理は検査管理の1つとして,測定に関しては測定値の評価,精密さの管理,正確さの管理および個別検体管理として機能する.

statistical quality controlの意義

細萱 茂実 , 久米 章司

pp.380-386

 臨床検査における精度管理の主対象は,測定値の誤差であり,一般的には精度管理は誤差管理ととらえることができる.測定誤差は分析法が本来的に持つ固有誤差と,試薬・機器などの時間的変動への対処法,また,測定体系からの正確さの伝達手段やその値の長期的維持の問題など,いわゆる分析法の校正に関する要因に分けられる.それら要因別の誤差変動の大きさ(誤差特性)を把握・制御し,分析法が持つ本来の性能を,安定的に発揮できるような状態を保つことが精度管理の目的となる.それには分析法の誤差特性に適した管理法を採用し有効に活用することが重要となる.

技術解説

管理試料を用いる精度管理

山本 慶和

pp.387-398

 管理試料を用いる精度管理手法のX―R管理図法,X―Rs-R管理図法,マルチ・ルール管理法,臼井法(プラスマイナス),累積和法(Cusum)および双値法(Youden plot)を取り上げ,管理図の作成,管理限界の計算,判定,意義と限界,および分析工程における各管理法の適用について解説した.

患者データを用いるQCの実際

市原 清志

pp.399-413

 臨床検査値の総合的な精度保証には,精密度(値の再現性)と検査過誤(検査ミス)の両面から日常データを細やかに管理する作業が重要となる.

 この意味で,通常の管理用試料だけに依存した精度管理だけでは不十分で,日常検査情報の活用が不可欠となる.従来この作業には細心の注意力が要求されたが,最近の進んだ情報技術を活用すれば,精度保証の2つの側面を効率よく管理できる.

 本稿では,その代表的方法論として,精密度の管理では,患者データ平均の利用法,クロスチェック法,精度プロフィール法を,検査過誤の管理では,相関チェックとデルタチェック法などの主要なものを取り上げ,その運用の実際を述べる.

リアルタイム精度管理(QC)の実際

栢森 裕三 , 片山 善章

pp.415-426

 自動分析装置の多項目測定化に伴って発生するデータは膨大な量になっている.これらの臨床検査データの報告に際して,そのデータが許容できるかどうかは精度管理データから判断される.従来の精度管理は管理血清を利用した方法が一般的であったが,本来の精度管理は患者データが精度よく測定されているかを目的とするものである.そのため,患者データを利用した個別管理手法が応用されるようになってきたが,これはコンピュータの発達によるものであり,データを迅速・正確に処理することを可能にした.この章ではこれらの方法による当センターでの患者データ結果報告の実際について述べる.

話題

出現実績ゾーン法によるquality control

千葉 正志 , 堀本 光

pp.428-432

1.はじめに

 臨床検査の精度管理は,管理血清や患者試料測定値の統計的処理による内部精度管理,各種の機関が実施している外部精度管理,さらには,患者試料測定値の個別管理がある.これらの内部精度管理,および外部精度管理方法は,系統的誤差の検出には強力な威力を発揮し,臨床検査の正確度や精密度の精度向上に大いに貢献している.

 一方,個別管理は臨床検査結果の信頼性を検証する方法であり,Nosanchuckら1)がデルタチェック法を提唱したことに始まり,現在では異常値チェック,特定項目の組み合わせによる相関チェック,同一患者の過去のデータと比較するデルタ・チェックなど2~10)が実施されている.

常用酵素標準物質(ERM)

小川 善資 , 木村 孝司 , 牧瀬 淳子 , 山口 正 , 池谷 均 , 須郷 秋恵 , 斉藤 奈々子 , 伊藤 啓

pp.433-440

1.はじめに

 日本臨床化学会は6種類(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(EC 2.6.1.1;AST)1),アラニンアミノトランスフェラーゼ(EC 2.6.1.2;ALT)2),クレアチンキナーゼ(EC 2.7.3.2;CK)3),アルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1;ALP)4),乳酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.27;LD)5),γ-グルタミールトランスフェラーゼ(EC 2.3.2.2;γ-GT)6)のヒト血清中酵素活性の測定方法に対する勧告法を提示し,この方法に準じた常用基準法が設定されている7).この常用基準法で得られる正確な測定値を,日常検査法に正確に伝達させるために用いられる酵素標準液が,常用酵素標準物質(ERM)である.この関係を図1に示した8)

 酵素活性測定値の施設間差をなくし,正確な酵素活性値に導くための重要な役割を課せられたERMを確立させるため,日本臨床化学会では1992年10月,酵素,標準品情報,精度管理の3つの専門委員会の合同でERM研究会が組織され,1994年3月には指針案が提案された.これを受け,ERMを製造するためのワーキンググループが作られ,多くの討議が繰り返された.これら議論をまとめたものとして,常用酵素標準物質の規格が公表されるに至った8).この規格に記載されていることが現状でのERMに関する最も正確な情報のすべてであるが,本稿では若干解説を加えさせていただく.

今月の表紙 深部皮膚真菌症の臨床シリーズ・4

まれな深部皮膚真菌症

山口 英世 , 内田 勝久

pp.356-357

 これまで述べてきたスポロトリコーシス,クロモミコーシス,フェオヒフォミコーシスのいずれとも異なる病態の深部皮膚真菌症の原因となる比較的まれな糸状菌が少なからず知られている.こうした真菌が引き起こす代表的な疾患は,主に足や手の皮膚や皮下組織(ときには骨まで)を冒す慢性局所性感染であり,足菌腫またはマズラ菌症と呼ばれる.臨床症状としては,顕著な腫脹(肉芽腫),瘻孔,顆粒状膿などを特徴とする.

 足菌腫の起因菌としては,Exophiala jeansel-mei, Pseudallescheria boydii(不完全世代Scedo-sporium apiospermum),Madurella mycetomatis, M.griseaなどの黒色真菌,Fusarium spp.,Acre-monium spp.,Aspergillus nidulansなどの非着色糸状菌,合せて15菌種ほどが挙げられている.さらに,足菌腫以外の病態を呈する深部皮膚真菌症を引き起こす非着色糸状菌もあり,わが国ではPaeciloimyces spp.が比較的高い頻度で分離される.幾つかの代表的菌種について形態学的特徴を以下に示す.

コーヒーブレイク

あけくれの夢

屋形 稔

pp.441

 1996年の夏の終りごろ,文化勲章作家遠藤周作氏が74歳で逝去した.この方は医療問題をテーマにしたエッセイも数多く書いている.例えば,産経新聞に1991年から2年間に99回連載し好評だった「花時計」をまとめた「心の航海図」などをひもとくと,約5分の1は医療問題である.

 さり気なくわかりやすいタッチの中で深刻な医療問題を取り上げ,読者に訴えかけている.いきおい老人問題にも筆が向く.ご自分でも,"このところ病院問題ばかり書いている.しかし老齢化社会が広がり,どこの病院へ行っても年配の人で待合室が埋っているのを見ると,病院問題は20世紀の日本の一番大きな社会問題と思わざるをえない"と書いている.また,"私が今一番望むのは長寿ではなく,他人に迷惑をかけないうち,また自分があまり孤独にならぬうちにそう痛くない病気でこの世をおさらばすることだ"というのもある.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

定量的RT-PCR法

戸田 年総

pp.443-448

はじめに

 1985年に発表されたPCR法1)(遺伝子増幅法)は,特定の塩基配列に挟まれたDNA領域を,試験管内で増幅する大変ユニークな方法であり,特に1988年に耐熱性のTaq DNAポリメラーゼ2)が導入されてからは,遺伝子研究に欠かせない技術となっている.このPCR法の改良法の1つであるRT-PCR法3)は,特定の塩基配列を有するRNAをcDNA断片の形で増幅する方法である.両者は,技術的には非常によく似ているけれども,目的の点で決定的に異なる.PCR法は,遺伝病の原因遺伝子の検出や同定などを目的としてゲノムDNAの塩基配列を解析する際に利用されることが多い.これに対しRT-PCR法は,細胞の分化(differentiation)や不死化(immortalization)の分析を目的として,発現遺伝子のmRNAの種類や量を検出する際に利用されることが多い.したがって,PCR法ではあまり重視されなかった定量性がRT-PCR法には求められることになる(PCR法の原理については,「遺伝子操作技術マニュアル」[日本臨床化学会関東支部監修,医学書院]などを参照されたい).

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

遺伝性ムコ多糖症

折居 忠夫 , 戸松 俊治 , 福田 誠司 , 祐川 和子

pp.449-454

はじめに

 ムコ多糖症(mucopolysaccharidosis;MPS)はムコ多糖代謝異常症,ムコ多糖蓄積症とも言い,酸性ムコ多糖(ムコ多糖)を水解するリソソーム由来の4つのグリコシダーゼと5つのスルファターゼ,それと水解酵素でない1つのトランスフェラーゼ活性の低下症である.全身組織の細胞内リソソームに不完全に分解されたデルマタン硫酸(DS),ヘパラン硫酸(HS),ケラタン硫酸(KS),コンドロイチン硫酸(CS)が蓄積する.蓄積するムコ多糖の種類,程度,部位によってさまざまの徴候を呈する.臨床的には特異な顔貌,ごつい体つき,多毛症,軟骨内骨化障害,関節の運動制限,肝脾腫,心障害,角膜混濁,精神運動発達遅滞などの症候を有し,ムコ多糖尿を伴うことを特徴とする.現在,表1のように分類されている.

 本稿では遺伝子レベルでの病因が解明されているⅠ,Ⅱ,Ⅲ A,B,D,Ⅳ,ⅥおよびⅦ型のうち,Ⅰ,Ⅱ,ⅣおよびⅧ型を中心に概説したい.

トピックス

近赤外光による脳機能計測

星 詳子

pp.455-456

はじめに

 ヒトにおける脳活動を非侵襲的に評価する方法は,EEG (electroencephalogruphy)などのように神経細胞の電気活動を測定する,より直接的な方法と,PET (positron emission tomography)などのように神経活動に伴う循環代謝の変化から間接的に検討する方法に大別される.新しい脳機能計測法として近年注目されている近赤外分光法(near-infrared spectroscopy;NIRS)は後者に属する.NIRSは優れた時間分解能を有し,酸素代謝と血流の変化をリアルタイムかつ連続的に体外から測定しうる.本稿では,NIRSによる脳機能計測を紹介し,高次脳機能研究における本法の有用性を論じる.

ビタミンと臨床検査

橋詰 直孝

pp.456-458

はじめに

 一般に,ビタミン学とは過去の学問と思われていたが,最近,抗酸化ビタミンとして先端科学にときどき顔を出すようになった.しかし,先人が克服したビタミン欠乏症の問題は本当に解決したのであろうか?

血中ビタミンの測定はビタミン欠乏症の診断のために発展してきた.古くは微生物定量法であり,分光光度計法,蛍光法となり,今日では一部のビタミンを除きHPLC法が主流となった.ビタミンの測定はビタミン欠乏症の診断に本当に役立っているのだろうか?

ret遺伝子の変異とヒトの疾患

浅井 直也 , 岩下 寿秀 , 村上 秀樹 , 高橋 雅英

pp.458-460

はじめに

 ret遺伝子は癌原遺伝子であり,受容体型チロシンキナーゼをコードする.癌原遺伝子とは,癌の原因となる遺伝子異常が起こる遺伝子で,retの活性型変異により細胞の癌化が起こる.ret遺伝子産物は,細胞膜を貫通する構造の蛋白で,細胞活性化因子(リガンド)が細胞外領域の受容体部に結合すると細胞内領域のチロシンキナーゼの活性化が起こり,細胞の分化や増殖をコントロールする.

 retの変異によりヒトの細胞に癌化・分化異常が起こり,病気が発症することがわかっている.特に,retは複数の遺伝性疾患の原因である点,臨床像のまったく異なる疾患が同一遺伝子の変異の違いによって発生する点で注目されている.

質疑応答 臨床化学

テロメラーゼ活性の測定方法

立松 謙一郎 , 石川 冬木 , N生

pp.461-464

 Q DNA複製の回数に対して制限的な役割を持つテロメアを伸長するテロメラーゼは,細胞の老化と癌化のキーになるようですが,テロメラーゼ活性を測定する方法についてお教えください.また,この酵素の活性化因子や阻害因子(例えば,金属イオン)がわかっていましたらお教えください.

質疑応答 その他

Windows3.1とWindows95を1台のパソコンで使い分ける方法

鹿島 哲 , T生

pp.464-465

 Q 1995年未に新しいOSとして"Windows 95"が大々的に売り出されましたが,Windows 3.1で論文や報告を書き,多数のソフトを使っているので,OSをWindows 95に変えるわけにいきません.どのようにすれば2つのOSを両立させ,かつ使い分けることができるのでしょうか.

研究

非放射性プライマーを用いたクローナリティー解析法の検討

石下 郁夫 , 江石 義信 , 神山 隆一

pp.467-470

 細胞集団のクローナリティーを解析することによって,腫瘍性増殖と非腫瘍性増殖を鑑別することができる.しかし,従来法において簡便で客観性のある方法は報告されていない.そこで,ホルマリン固定パラフィン包埋切片由来DNAを使用し,蛍光標識プライマーによるPCR法と自動DNAシークエンサーによる解析を併用した,簡便で客観的な解析法を考案し,その有用性を検討したので報告する.

Triton X-100を加えたグリメリウス染色法―大阪市大法

佐々木 政臣 , 若狭 研一 , 八幡 朋子 , 櫻井 幹己 , 田部 正則

pp.471-473

 グリメリウス染色の硝酸銀液にTriton X-100を加えて染色を行ったところ,優れた染色効果がみられた.TritonX-100の濃度は0.1~0.2%で,0.03%硝酸銀液に溶解し染色した.膵臓の外分泌腺の共染が少なく,ラ氏島α細胞の分泌顆粒が鮮明に染まった.また通常の方法(TritonX-100非添加)では反応の弱かった胃カルチノイドの神経分泌顆粒も鮮明に染色できた.

資料

臨床分離株を用いた昭和ディスク用接種菌液調製キット"バイオピックTM"の有用性評価

樫谷 総子 , 岩田 守弘 , 石川 光延 , 安井 久美子 , 湯本 重雄 , 遠藤 日奈子 , 丸井 あゆみ , 森 千佳子 , 古谷 信彦 , 松本 哲哉

pp.475-478

 昭和薬品化工(株)により開発された昭和ディスク用菌液調製キット"バイオピック"について,臨床分離株を用いて従来法との比較検討を行った.その結果,阻止円直径に差異は認められず,推定MICおよび4段階の感受性判定区分の成績は従来法と同等であった.操作の簡便性,また操作時間の短縮等,有用であると考えられた.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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