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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻6号

1997年06月発行

文献概要

今月の主題 感染症における病原因子 技術解説 産生毒素とその検出法

腸炎ビブリオ

著者: 余明順1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所菌株保存施設

ページ範囲:P.655 - P.658

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 腸炎ビブリオは海産魚介類の生食を嗜好する日本人とは密接な関係にある食中毒原因菌であり,国内での感染,海外旅行での感染の機会の多い食中毒原因菌である.病原因子については多方面からの解析が進められており,現在までに明らかにされている毒素とその検出法について述べるが,病気とのかかわりで考えると,今までに得られた情報だけでは病気を説明することはできない現状にあり,今後の研究の進展が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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