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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻6号

1997年06月発行

文献概要

研究

APRT欠損症(タイプ2)に対する遺伝子診断法の検討

著者: 高尾マユミ1 坂口恵1 園田美百子1 後藤潮1 井手口裕1 小野順子1 坂本公孝2

所属機関: 1福岡大学医学部附属病院・臨床検査部 2福岡大学医学部・泌尿器科

ページ範囲:P.711 - P.714

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 尿沈渣中に2,8―DHA結晶を認めたAPRT欠損症の患者についてAPRT遺伝子解析を試みた.制限酵素切断法によるスクリーニングおよびDNAシークエンシング法による確認の結果,日本人に最も頻度の高いAPRTJ変異と判明した.本症の確定診断には特殊な解析が必要であるが,検査室における本症のスクリーニングには制限酵素切断法は簡便であり,有用であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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