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今月の主題 骨髄腫細胞とその産生蛋白 技術解説
免疫グロブリン遺伝子再構成によるモノクローナリティの証明
著者: 舩渡忠男1
所属機関: 1東北大学医学部臨床検査診断学
ページ範囲:P.53 - P.56
文献購入ページに移動 Bリンパ系腫瘍において,同一の免疫グロブリン再構成を持った細胞が単クローン性に増殖してくる.この再構成を検出する方法として,サザーンブロット分析やPCR法などがある.その中で,免疫グロブリンH鎖(IgH)のCDRIII部分の再構成をPCRで検出する方法が腫瘍特異的で感度が高いといえる.現在,その診断的価値が検討されている.
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