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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻1号

1998年01月発行

文献概要

編集者への手紙

1秒量の改善率とピークフローの改善率の関係

著者: 川根博司1 小島健次2 藤井真澄2 永禮裕子2

所属機関: 1川崎医科大学呼吸器内科 2川崎医科大学附属病院中央検査部

ページ範囲:P.125 - P.126

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 気道閉塞の可逆性を評価するには,一般に1秒量(FEV1)の改善率が用いられてきた.最近,気管支喘息の診断・管理にピークフロー(PEF)の測定が重要視されている1).気管支拡張剤の効果を判定するのに,FEV1の代わりにPEFを使用できれば日常診療上有用と考えられる.今回われわれは,FEV1の改善率とPEFの改善率の関係を検討し,PEFの改善率による気管支拡張剤効果の判定基準を求めることを試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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