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文献詳細

雑誌

臨床検査42巻10号

1998年10月発行

今月の主題 蛋白尿の病態解析

技術解説

マイクロパンクチャー法

藤乗 嗣泰 1 / 木村 健二郎 1

1 東京大学医学部腎臓・内分泌内科

ページ範囲:pp.1101-1105

キーワード:
ネフロン  ,  アルブミン  ,  近位尿細管

文献概要

 ネフロンに沿った蛋白の濾過,再吸収の研究法の1つとしてマイクロパンクチャー法がある.フラクショナルマイクロパンクチャー法により糸球体濾過液のアルブミン濃度は22.9μg/mlで血中アルブミンの0.062%が糸球体で濾過されることを示した.濾過されたアルブミンは37%が近位曲尿細管起始部(early PCT)で,34%が同終末部(late PCT)で,23%が近位直尿細管(PST)で再吸収され,終末尿までに97%が再吸収される.一方,低分子蛋白は98.7%が濾過され,近位曲尿細管でほとんど再吸収される.腎は蛋白代謝の重要な臓器である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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