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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻10号

1998年10月発行

文献概要

今月の主題 蛋白尿の病態解析 新しく登場した尿マーカー蛋白

尿中ミエロペルオキシダーゼ,ラクトフェリン測定の臨床的意義

著者: 内田壱夫1 後藤明子1

所属機関: 1京都医科学研究所

ページ範囲:P.1124 - P.1126

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1.はじめに
 筆者らは,体液,糞便中の多くの白血球由来蛋白,酵素のELISA法を開発し,炎症性疾患との関連性について追求してきた.尿中の白血球由来蛋白,酵素の測定は,腎(糸球体)および腎後(尿路系)の炎症性疾患を反映するマーカーとして期待できる.本稿では,尿中ミエロペルオキシダーゼ(MPO),ラクトフェリン(Lf)測定の有用性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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