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Bunina小体
著者: 日下博文1
所属機関: 1関西医科大学神経内科学教室
ページ範囲:P.1155 - P.1159
文献購入ページに移動ALSの神経病理学については古くから記載がある1).運動ニューロン疾患の名前の示すとおり,上位運動ニューロン(運動皮質の神経細胞)とその伝達路である錐体路の変性,下位運動ニューロンの変性がみられることはよく知られていたが,その細胞病理学的変化についての詳細な検討は乏しかった.しかし,近年運動ニューロンの変性過程についての細胞レベルでの知見が続々と集まり,細胞蛋白レベルでの障害過程,さらには分子生物学的,遺伝子学的なレベルまで解明が進んでいる2).
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