icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査情報処理の将来 将来への展望

次世代のLISとは―企業が考えるこれからの臨床検査システム

著者: 松崎駿二1

所属機関: 1(株)エイアンドティー

ページ範囲:P.635 - P.640

文献購入ページに移動
 ラボラトリーインフォメーションシステム(LIS)はすでにパッケージシステム主流の時代となっているものの,いまだユーザー個別のカスタマイズに多額の経費を要する.したがって,カスタマイズ負荷の少ないシステム開発を目指すべきである.また,LISの処理内容も,次世代のものとして,エキスパートシステム(Expert System)や画像処理の実現を目指すべきであるし,CollaborationやOn-Lined Work-flowなどの最新OA環境の導入も期待できるものがある.しかし,近年のパソコンフィーバーに浮かされた状況から一歩下がりLISの本質を捉えていかないと,外見だけの次世代LISを生んでしまうことが懸念される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?