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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻6号

1998年06月発行

文献概要

研究

ヒト悪性グリオーマ細胞を用いたMIB-1抗体による免疫組織化学的染色法の検討―固定法および抗原賦活法

著者: 浮田博之13 村上普美1 千葉幸恵1 大島由子1 佐和弘基3 鎌田一2

所属機関: 1医療法人社団北斗病院神経病理研究室 2医療法人社団北斗病院脳神経外科 3杏林大学医学部脳神経外科学教室

ページ範囲:P.705 - P.709

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 MIB-1抗体を用いた免疫染色は,ホルマリン固定パラフィン切片を用いた加熱処理による抗原賦活には効果があるが,培養細胞を用いた報告は少ない.本研究では材料として培養細胞を用い,MIB-1染色における固定液およびHIER (heat induced epitope retrieval)法の条件などの検討を行った.MIB-1染色の結果,4%パラホルムアルデヒド,オートクレーブを用いた120℃・5分間のHIER処理において著しい染色性の増強が認められ,固定を含めた細胞・組織の処理法の選択が重要であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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