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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻6号

1998年06月発行

研究

ヒト悪性グリオーマ細胞におけるアポトーシス関連蛋白Bcl-2とBaxの免疫組織化学染色法,ウエスタンブロット法による検出

著者: 大島由子1 浮田博之1 村上普美1 千葉幸恵1 佐土根朗2 鎌田一2

所属機関: 1医療法人社団北斗病院神経病理研究室 2医療法人社団北斗病院脳神経外科

ページ範囲:P.713 - P.718

文献概要

 ヒト悪性グリオーマU251MG細胞を用いて,アポトーシス関連蛋白Bcl-2およびBaxの発現を免疫組織化学(IHC)ならびにウエスタンブロット(WB)により解析した.両手法によりBcl-2とBaxの発現が認められ,IHCではBaxがBcl-2に比べ強陽性染色された.WBにおいても,IHC同様Baxの高発現が確認された.本検討において,両法の併用は病理学的診断における判定基準や診断の精度向上に有用であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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