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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻7号

1998年07月発行

文献概要

今月の主題 多発性内分泌腫瘍症(MEN) 総説

原因遺伝子RET

著者: 黒川景1 高橋雅英1

所属機関: 1名古屋大学医学部第2病理学講座

ページ範囲:P.739 - P.744

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 受容体型チロシンキナーゼをコードする遺伝子RETは,甲状腺髄様癌,副腎褐色細胞腫などを発症する多発性内分泌腫瘍症(multiple endocrine neo-plasia; MEN)2A,2B型,家族性甲状腺髄様癌(familial medullary thyroid carcinoma; FMTC), Hirschsprung病(HSCR)など,複数の疾患の原因遺伝子であることが明らかとなっている.今日,これらの疾患とRET遺伝子の変異部位との関係が解明されており,診断の確定や早期発見が可能となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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