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リアルタイムPCR
著者: 川口竜二1 梶山直毅1
所属機関: 1(株)エスアールエル遺伝子・染色体解析センター研究開発課
ページ範囲:P.808 - P.811
文献購入ページに移動1.はじめに
PCRは微量の核酸を高感度に検出できる画期的な方法ではあるが,その定量測定には煩雑な操作を必要とし,また多くの測定工程上のコンタミネーションもしばしば指摘される.反応途上で増幅したプロダクト量を別のチューブに分注することなく,そのままで(ホモジニアス系で)測定できるようにしたのがリアルタイムPCR法であり,微生物冠やmRNAの定量測定をはじめ,ゲノム変異解析への応用が期待される.
PCRは微量の核酸を高感度に検出できる画期的な方法ではあるが,その定量測定には煩雑な操作を必要とし,また多くの測定工程上のコンタミネーションもしばしば指摘される.反応途上で増幅したプロダクト量を別のチューブに分注することなく,そのままで(ホモジニアス系で)測定できるようにしたのがリアルタイムPCR法であり,微生物冠やmRNAの定量測定をはじめ,ゲノム変異解析への応用が期待される.
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