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ヘパプラスチンテストを用いるヘパリン活性測定の試み
著者: 岡本茂高1 藤田直久2 吉村学2
所属機関: 1京都府立医科大学附属病院臨床検査部 2京都府立医科大学附属病院臨床医学教室
ページ範囲:P.827 - P.831
文献購入ページに移動これに適した検査はヘパプラスチンテストであると考えられる.このヘパプラスチンの反応は外因性領域で進行し,試薬中には第Ⅰ,第Ⅴ,第Ⅷ,第Ⅸ,第ⅩⅠ,第ⅩⅡ,第ⅩⅢ,リン脂質,Ca, AT Ⅲなどの因子を十分含有しているため,その凝固時間は第Ⅱ,第Ⅶ,第X因子量によって決定される.このことから,AT Ⅲ量とFDP量のみについて検討した.
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