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栄養指導と検査値
著者: 中村丁次1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院栄養部
ページ範囲:P.917 - P.918
文献購入ページに移動1.はじめに
栄養指導とは,教育的技法により対象者の栄養状態を改善することである.そして,疾病の予防,治療,再発防止に貢献させることを目的にしている.一般に医療機関においては,医師が疾病を診断し,治療効果を上げるべき適正栄養量を決定し,管理栄養士に指示することにより栄養指導は行われる.
管理栄養士は,医師の指示を基に患者への問診やアンケート調査,身体計測,さらに臨床検査値から,患者の病態や栄養状態を把握し,食事や栄養上の問題点を分析し,指導目標を決定し,個人指導や集団指導を実施する.そして,実施後には,その効果の評価を行い,残された問題点があれば再指導を行い,このことを繰り返すのである.以上の経過の中で,臨床検査値が必要となる理由は2つあると思う.
栄養指導とは,教育的技法により対象者の栄養状態を改善することである.そして,疾病の予防,治療,再発防止に貢献させることを目的にしている.一般に医療機関においては,医師が疾病を診断し,治療効果を上げるべき適正栄養量を決定し,管理栄養士に指示することにより栄養指導は行われる.
管理栄養士は,医師の指示を基に患者への問診やアンケート調査,身体計測,さらに臨床検査値から,患者の病態や栄養状態を把握し,食事や栄養上の問題点を分析し,指導目標を決定し,個人指導や集団指導を実施する.そして,実施後には,その効果の評価を行い,残された問題点があれば再指導を行い,このことを繰り返すのである.以上の経過の中で,臨床検査値が必要となる理由は2つあると思う.
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