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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻8号

1998年08月発行

文献概要

研究

閉塞性動脈硬化症におけるinterventionalradiologyの評価―超音波法による検討

著者: 谷内亮水1 清遠由美1 長山恵美1 藤田亀明1 金光尚樹2 割石精一郎2 天白宏典2 岡部学2 中村隆澄2 北村文夫2

所属機関: 1高知市立市民病院臨床検査技術室 2高知市立市民病院心臓血管外科

ページ範囲:P.929 - P.933

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 間欠性跛行を主訴としてinterventional radiology (IVR)を受けた6例7肢を対象に,超音波法を用いて術前後で浅大腿動脈,膝窩動脈,後脛骨動脈,足背動脈のパルスドプラ波形を比較した.術後に最大血流速度の有意な増加を認めた.また,2例の内膜剥離例とステント留置例を経験し,病変部を明瞭に描出することができた.超音波法で得られた流速は,IVR前後の客観的および定量的評価の指標となり得ると考えられ,合併症の診断も可能であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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