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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻1号

1999年01月発行

文献概要

今月の主題 TDMの臨床応用 総論:基礎と臨床

TDMの臨床応用

著者: 平田純生1 田中一彦2

所属機関: 1特定医療法人仁真会白鷺病院薬剤科 2兵庫医科大学集中治療部(現:大阪薬科大学臨床薬剤学)

ページ範囲:P.17 - P.23

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 TDMは血液あるいは尿,唾液中などに含まれる薬物濃度を測定し,その測定結果を薬物動態学的理論と薬物動力学的理論によって解析し,患者個別に有効かつ安全な薬物療法を実現する手法である.TDMの円滑な実施には医師,検査技師,薬剤師,看護婦などの医療従事者間の良好なチームワークが不可欠である.TDMを臨床応用することによって的確な投与設計,中毒性副作用の防止が可能になるだけでなく,さらには薬物の適正使用による医療費の軽減につながることが考えられ,今後より普及していくものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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