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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻1号

1999年01月発行

文献概要

今月の主題 TDMの臨床応用 各論:応用の具体例

小児のてんかん:抗てんかん薬

著者: 荒木博陽1 二神幸次郎1 五味田裕1

所属機関: 1岡山大学医学部附属病院薬剤部

ページ範囲:P.47 - P.54

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 てんかんの薬物治療を行ううえで最も重要なことは発作型を正確に判断し,それに適した薬物を選択することである.この薬物に応じた適切な治療を行うためには,血中の薬物と代謝物の濃度測定を行うことが必要である.加えて,そのデータを薬物動態学的に解析し,患者個人の投与計画を立てることが求められている.特に小児てんかん患者は,年齢とともに発作型が変化したり,クリアランスが成人と異なることから,診断,薬物の選択,血中濃度測定結果に基づく投与量の決定など,きめ細かい医療スタッフ間の連携が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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