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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 21世紀に向けての寄生虫症 技術解説

検便を見直そう―厚層塗抹法と集卵法の要領

著者: 記野秀人1 川出智子2 大石久二3

所属機関: 1浜松医科大学寄生虫学教室 2遠州総合病院検査科 3(財)静岡県予防医学協会

ページ範囲:P.1597 - P.1602

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 検便は寄生虫症の診断において古典的かつ基本的診断法であると同時に,極めて有効な診断法である.多くの蠕虫症で確定診断を下すことができるうえ,原虫症の診断にも役だつ.臨床検査の現場で行うには,比較的簡便で検出力が高く,広い範囲の寄生虫をカバーできる方法が望ましい.そのためにはセロファン厚層塗抹法とMGL法の簡易法を併用することが最も実際的である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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