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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 21世紀に向けての寄生虫症 技術解説

寄生虫症の血清診断法―今日の寄生虫症診断の意義とその要領

著者: 山崎浩1 荒木国興2

所属機関: 1順天堂大学医学部寄生虫学教室 2国立公衆衛生院衛生微生物学部

ページ範囲:P.1617 - P.1624

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 幼虫移行症やアメーバ性肝膿瘍の診断は免疫診断法により寄生虫の存在を間接的に証明する方法が用いられているが,臨床検査の現場ではほとんど行われていない.本稿では大学や研究機関で行われている主な寄生虫症の血清診断法について実際の検査例を挙げて紹介するとともに,結果の解釈,実施するときの留意点について概説した.また,21世紀にますます汎用されると思われる遺伝子組換え抗原の応用例についても解説を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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