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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 21世紀に向けての寄生虫症 技術解説

マラリア原虫を見落とすな―アクリジンオレンジ染色法

著者: 川本文彦1 水野サホ子1

所属機関: 1名古屋大学医学部国際保健医療学教室

ページ範囲:P.1625 - P.1629

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 アクリジンオレンジ(AO)染色によるマラリアの診断法は,従来のギムザ染色法と比べて観察が迅速に行え,暗いバックにマラリア原虫が蛍光を発するため,原虫の検出が素早くかつ容易である.また,蛍光観察のほかに通常光を用いて感染赤血球の輪郭を観察することにより,ギムザ染色法に使われている種の鑑別基準を適用できる.本報告ではマラリア原虫を見逃さないためのAO染色法による診断の実際について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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