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今月の主題 深在性真菌症 総説
深在性真菌症の臨床
著者: 前崎繁文1 河野茂1
所属機関: 1長崎大学医学部第2内科
ページ範囲:P.140 - P.148
文献購入ページに移動 深在性真菌症は一般にimmunocompromised hostに発症する日和見感染症として重要な疾患である.造血器悪性腫瘍患者の抗癌化学療法に伴う好中球減少,あるいは骨髄移植をはじめとする臓器移植患者では深在性真菌症の発症が予後に大きく影響する.主な深在性真菌症はカンジダ症,アスペルギルス症,クリプトコックス症,ムーコル症などであるが,これまで病原性が低いと考えられていた真菌による感染症も散見されている.
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