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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻2号

1999年02月発行

文献概要

今月の主題 深在性真菌症 解説

深在性真菌症の血清診断

著者: 大林民典1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.157 - P.162

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 深在性真菌症の血清診断法,特に菌体成分検出法は早期診断に貢献するものとして期待されている.確実な成果を上げているものにCryptococcous英膜多糖抗原を検出するラテックス凝集反応と接合菌以外のすべての真菌による深在性真菌症をスクリーニングするための(1→3)―β―D―グルカン測定系とがある.最近,深在性真菌症であることが判明したカリニ肺炎でも血清(1→3)―β―D―グルカンが上昇し,診断および治療経過の判定に役だっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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