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今月の主題 深在性真菌症 解説
深在性真菌症の血清診断
著者: 大林民典1
所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室
ページ範囲:P.157 - P.162
文献購入ページに移動 深在性真菌症の血清診断法,特に菌体成分検出法は早期診断に貢献するものとして期待されている.確実な成果を上げているものにCryptococcous英膜多糖抗原を検出するラテックス凝集反応と接合菌以外のすべての真菌による深在性真菌症をスクリーニングするための(1→3)―β―D―グルカン測定系とがある.最近,深在性真菌症であることが判明したカリニ肺炎でも血清(1→3)―β―D―グルカンが上昇し,診断および治療経過の判定に役だっている.
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