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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査43巻3号

1999年03月発行

雑誌目次

今月の主題 肝炎

巻頭言

肝炎ウイルスマーカーの検査法の進歩

飯野 四郎

pp.253-254

 数年前,肝炎ウイルス研究は一段落ついたかと思われたが,1995年にはG型肝炎ウイルス(GBV-C/HGV)が,1997年にはTTVが発見され,これらについての論文が多く報告されてきている.しかし,今ひとつ核心に触れるものはなく,病因的意義がいまだに不明確であり,全体としてではなく,個々の例としての長期の観察が必要と考えられる.これらウイルスに共通することはキャリアが極めて多いことであり,逆に言えば病原性に乏しいであろうということである.今後,宿主とウイルスという関係で個の病因として意義付けできるかどうかに問題が残されている.

 これらウイルスに関してはこれまでとして,長い歴史を持つB型肝炎ウイルス(HBV)とC型肝炎ウイルス(HCV)の研究成果による最近の検査法の進歩について紹介したい.

総説

輸血後肝炎の現状とその予防

関口 定美 , 佐藤 進一郎

pp.255-263

 輸血後肝炎の発症頻度は,献血による血液確保とウイルススクリーニングの進歩によって格段と低下し,むしろ一例報告のレベルにさえなった.しかしながらわが国においては,B型肝炎は一時は消滅したかにみられたが依然として輸血後に発生する症例が認められ,このために血液の安全性が強く望まれている.C型肝炎についてはスクリーニングの効果がほぼ十分とされており,また新しく発見されたGBV-C/HGV,TTVはまだ輸血後肝炎対策の主な対象とはなっていない.

自己免疫性肝炎

一條 哲也

pp.265-272

 自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis:AIH)は,高γグロブリン血症,各種自己抗体の出現を特徴とする,肝細胞傷害に自己免疫的機序が関与する慢性活動性肝炎である.しかしその原因,発症機序は解明されておらず,本態はいまだ不明である.したがって,自己免疫性肝炎の診断に特異的なマーカーは少なく,いまだに診断基準に負うところが多い.よって,疾患概念を理解したうえで診断を下す必要がある.

肝炎ウイルスの分子生物学的断面

三田村 圭二 , 柴田 実

pp.273-282

 ウイルス学は分子生物学の進歩とともに発展し,現在,肝炎ウイルスはA型,B型,C型,D型,E型の5種類が同定されている.これらのウイルスについて遺伝子の発現と調節,構成蛋白と粒子の構造,ウイルスの複製,さらに感染による肝細胞障害機序,またウイルス遺伝子の変異と病態の関連などが研究され,ウイルス肝炎の本態が解明されてきている.さらに将来は分子生物学手法によって,新たな抗ウイルス薬や予防および治療ワクチンの開発,肝細胞癌の治療さらに肝発癌抑制に飛躍的な進歩がなされることを期待する.

技術解説

B型肝炎の意義と評価

坪田 昭人 , 熊田 博光

pp.283-289

 B型肝炎ウイルス(HBV)の発見から二十数年が経過し,HBVはウイルス学的に解明され,種々のHBVマーカーが開発された.そして分子生物学の進歩により遺伝子レベルでの突然変異が実際のB型肝炎の臨床病態とどのように関連しているかも盛んに論じられてきた.しかし臨床の場ではいまだ不明な点が多く十分満足できる結果が得られていないのも事実である.ここではHBV関連マーカーの基本的解釈とその臨床的意義について概説したい.

C型肝炎抗体検査の現状

石川 和克 , 阿部 弘一 , 岡野 継彦

pp.291-296

 HCV抗体の測定は手技が簡便でかつ定量測定が可能で,HCV感染の病態推移の客観的把握に適している.さらにHCV抗体は感染既往例もチェックできるので,集団を対象とした疫学的検討にも用いられる.NS抗体測定系,コア抗体測定系,両者を併せて測定する系がある.主にNS抗体は病態の活動性の指標として,コア抗体はウイルス血症やIFNの治療効果の判定の指標として用いられる.HCV-RNAの測定と併用することでその有用性は高まる.

C型肝炎ウイルスの多様性と治療の対応

永山 和宜 , 榎本 信幸 , 佐藤 千史

pp.297-305

 C型肝炎ウイルス(HCV)は生体内で,多様な遺伝子変異を有する多数の変異体が混在した状態(quasispecies nature)として存在し,宿主の免疫反応からエスケープする1つのメカニズムになっていると考えられる.quasispeciesの構成は自然経過,あるいはインターフェロン(IFN)療法により変化する.この現象を解析する中から,IFN感受性を規定するHCV遺伝子領域としてinterferon sensitivity determining region (ISDR)が新たに同定され,C型慢性肝炎治療方針の決定に臨床応用されている.

話題

世界のC型肝炎―疫学的視点から

八橋 弘 , 矢野 右人

pp.307-309

1.はじめに

 1989年,米国カイロン社によりC型肝炎ウイルス(HCV)遺伝子が発見され,HCV抗体,HCV-RNAの測定が可能となった.わが国においても,従来,非A非B型肝炎と診断されていた疾患の多くが,C型肝炎であることが,明らかとなった.C型肝炎もB型肝炎と同様に,血液を介して感染する.しかし,B型肝炎の重要な感染ルートが母子感染であるのに対し,C型肝炎ではB型肝炎に比較してウイルス最が少ないためか,母子感染,家族内感染の頻度は高くない.C型肝炎の主な感染ルートとしては,輸血や注射などの医療行為,また,麻薬の常習や入れ墨などの生活習慣や行為などが関係する.本稿においては,世界的視野からC型肝炎の疫学に関する現在までの報告をまとめ,解説を行う.

G型肝炎

清澤 研道

pp.311-314

1.はじめに

 GBウイルス-C (GBV-C)とG型肝炎ウイルス(HGV)遺伝子が非A-E型肝炎の原因ウイルスの候補として別々の研究グループにより相次いでクローニングされた1,2).両者は全塩基配列で86%,アミノ酸配列で96%の相同性があり,同一のウイルスであることが判明し,現在ではアルファベティカルに都合のよいことから一般に"G型肝炎ウイルス(HGV)"と呼称されている.HGVは肝親和性があるかを含めウイルス学的また臨床的に未解決点が多い.このような理由から正式な肝炎ウイルスとは認知されていない現況である.

分子進化の側面からみたB型肝炎ウイルス

大羽 健一 , 熊田 和徳 , 溝上 雅史

pp.315-318

1.はじめに

 分子生物学の発展により,肝炎ウイルスだけでなくさまざまな生物の塩基配列が解明されてきている.これらの塩基配列を分子進化学的に解析することにより,生物の近縁関係や分類を客観的に推定することができる.この分子系統樹による分類は,病原性微生物(エイズウイルス,インフルエンザウイルスなど)に幅広く用いられている.

 今月の主題である"肝炎ウイルス",特にC型肝炎ウイルス(HCV)の登場が,臨床検査の場においてPCR法を全国的に普及させた一因となったことは間違いないものと思われる.ここでは,分子進化の側面からみたB型肝炎ウイルス(HBV)について紹介したい.

TTウイルス

岡本 宏明

pp.319-323

1.はじめに

 TTウイルスは,1997年にわが国で原因不明の輸血後肝炎の患者血清から分離されたパルボウイルス様の新しいDNAウイルスである.PCRを応用したrepresentational difference analysis (RDA)法1)という,"引き算"による分子クローニングの手法を用いて,肝炎発症前の血清中には存在せず,肝炎急性期の血清中にのみ存在する特異遺伝子としてN22クローン(500塩基長)が釣り上げられた2).そのN22遺伝子断片の塩基配列を手がかりとして,新規のヒトDNAウイルスが同定された.そして,そのウイルスは発見の契機となった患者のイニシャル(T.T.)を冠して,暫定的に"TTウイルス(TTV)"と命名された2).その略称,TTVは偶然,transfusion-transmit-ted viruses (血液伝播性ウイルス)の略称とも一致しているが,TTウイルスは輸血用血液や血液製剤を通じて血行感染し2~4),血液伝播性ウイルスとしての特徴を有するだけでなく,糞便中にも排泄され5),経口感染によっても伝播しうるユニークなウイルスである.

 本稿では,現在までに得られているTTウイルスの分子ウイルス学的ならびに臨床疫学的な知見について概説する.

最近,話題の薬物性肝炎

嶋津 伸子 , 松本 和則

pp.325-328

1.はじめに

 薬剤性肝障害には,肝機能検査によって偶然発見される検査値異常のみの軽度の障害から,発熱や黄疸など全身症状を伴って発症し,ときには死に至ることがある重篤な障害までさまざまな病態が含まれている.このうち,肝細胞障害が主体で臨床像がウイルス性肝炎に似た病態は薬剤性肝炎と呼ばれるが,ここでは薬剤性肝障害に一括する.現在,薬剤による肝障害かどうかを判断する信頼性のある検査法がないことから,薬剤性肝障害の診断は薬剤使用後に肝障害が発現し中止によって回復すること,および薬剤以外に肝障害を起こす明らかな原因がないことなどを基本とする詳細な臨床的検討による方法が最も確実である.通常,重篤な肝障害を起こす原因薬剤であることが判明するまでにはある程度の症例の集積が必要である.したがって,日常診療において劇症肝炎などの重篤な肝障害を未然に防止するには,日ごろから副作用情報に通じておくことが大切である.

 本稿では薬剤性肝障害の成立機序や原因薬剤に関する最近の話題を紹介する.

今月の表紙 血液・リンパ系疾患の細胞形態シリーズ・15

慢性骨髄性白血病

栗山 一孝 , 朝長 万左男

pp.248-249

 慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia; CML)は顆粒球系細胞の増殖を主体とし,Philadelphia (Ph1)染色体あるいはbcr/abl融合遺伝子を認めることから確立した腫瘍性疾患単位のモデルとなっている.CMLは経過から慢性期と急性転化後の急性期に分けることができる.慢性期は顆粒球増多症を呈するが,多くの場合,幼若顆粒球の出現と好塩基球増多を伴うことで他の顆粒球増多症と鑑別することができる(図1).また血小板増多症を伴うことが多く,これも診断上おおいに参考になる(図1).

 CMLの経過中に,病初期では認められなかった形態学的異形成を認めるようになり,間もなく急性転化をきたすことがある.図2は芽球(骨髄芽球)の増生と経過途中から認められた小型巨核球を多数認める骨髄性急性転化例を示す.

コーヒーブレイク

ワインの思い出

屋形 稔

pp.309

 秋はぶどうの美味しく実る季節である.ワインも昔はフランスやドイツあたりと決っていたが,日本でも味の劣らぬものが造られ改良されて国産だけで300~400ほどあると言われる.

 昭和41年ころはそうもいかなかった.初めてローマに1人旅をしたとき,当時南廻りの長旅であったから疲れきってまずレストランに飛びこんだ.一知半解の銘柄を注文したところ大きな赤ワインボトルを1本持ってきた.持って帰るわけにもゆかず真っ赤な顔になって飲み干したときは足はフラフラでホテルに辿りつき数時間前後不覚で昼寝したが失敗の記憶として残った.その夜はワインを敬遠して日本酒を求めて東京レストランという店に入ったところ,近くの席に日本女性が2人座っており,当時若かった女優の浅丘ルリ子と歌手の西田佐知子(その後,関口宏と結婚引退)であった.色紙を求めて2人にサインを貰うというもうけ話もあったが,ルリ子の感じのいい応待が印象的だった.

ただいるだけで

寺田 秀夫

pp.328

 最近ブームになっている足利市出身の詩人・書家の故相田みつを氏のいくつかの詩の中で私の好きな次の1つがある.

 ただいるだけで

 あなたがそこにただいるだけで,その場の空気

 があかるくなる

 あなたがそこにただいるだけで,みんなのここ

 ろがやすらぐ

 そんなあなたにわたしもなりたい

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

ヒトパピローマウイルスの診断法

笹川 寿之 , 瀬川 智也 , 井上 正樹

pp.329-341

はじめに

 ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus; HPV)は,カプソメア構造をとるDNA型ウイルスであり(図1),皮膚における疣の起因ウイルスとして知られていた.近年の分子生物学的研究や分子生物学的手法を応用した診断法の確立によって,子宮頸部,陰茎などの生殖器や咽頭,食道,肛門など消化器粘膜における癌発生や疣贅状表皮発育異常症(epidermodys-plasia verruciformis; EV)患者における皮膚癌など扁平上皮系悪性腫瘍の発生に関与していることが明らかとなってきた.特に,子宮頸癌とHPV感染との間には強い相関関係が疫学的に証明されており1,2),頸癌予防のためのHPVワクチンの開発も現在進行しつつある.子宮頸癌に関して言えば,先進国ではその死亡率は滅少しつつあると言われているが,世界的にみれば,女性の悪性腫瘍の中で2番目に多い腫瘍である3)

 現在,80のタイプ以上のHPVが分離されており,生殖器粘膜に感染するHPVだけでも35タイプ以上知られている.これらのうち,HPV 16,18型は子宮頸癌組織から分離され,HPV 6,11型は良性の尖形コンジローマから分離されることから,前者は悪性型(high-risk type),後者は低悪性型(low-risk type)という分類がなされている4).しかしながら,国や地域によってそれぞれのHPVタイプの頻度に差がみられるため,上記以外の多くのHPVタイプについての臨床悪性度の評価は完全に定まっていない.特に,欧米と日本では頻度が高いHPVタイプは異なっていると言われているため,わが国独自のデータの集積が重要な課題となってきた.また,欧米では子宮頸癌細胞診の偽陽性率を減らす目的でHPV遺伝子診断を取り入れることが勧められており5,6),わが国でもHPV遺伝子診断の臨床導入の機運も高まってきている.本稿では,最初にHPVによる発癌機構とそのタイプ分類法について簡単に概説し,現在行われているHPVに対する遺伝子・血清診断法の種類と臨床的意義について解説したい.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

肺癌の遺伝子診断

高橋 和久 , 高橋 史行 , 福地 義之助

pp.342-346

はじめに

 原発性肺癌は,現在もなお根治的治療法が確立していないため,男性の癌死亡率の第一位と予後の極めて悪い悪性腫瘍である.肺癌の特徴はその組織型が多様であり,腫瘍の好発部位,治療に対する反応性が多彩であることが,その病態の解明を複雑なものにしている.しかし,近年の目覚ましい分子生物学の進歩により,肺癌は,表1に示すような癌遺伝子や癌抑制遺伝子の異常の蓄積によって発生,進展することが明らかになってきた1).実際,臨床医学の現場においても,さまざまな疾患の診断にその分子生物学的手法が応用されている.本稿ではまず,肺癌で比較的高率に認められる遺伝子異常について概説し,肺癌の遺伝子診断の現状と,将来の遺伝子診断の可能性と応用について述べてみたい.

トピックス

エイズワクチン開発の動向―tat阻害ワクチンの可能性

伊藤 隼夫 , 清水 信義

pp.347-350

 HIVおよびエイズに関する世界規模の学会が,昨年1998年には2回,6月にスイスのジュネーブで第12回国際エイズ会議と,8月にワシントンDC効外のバルチモアでIHV (Institute of Human Virology)年次総会が開催された.後者は,HIVの共同発見者である米国メリーランド大学のギャロ教授が主宰しているもので,今年は7日間の日程で25か国から200名の演者,エイズ/HIVの研究者1000名の参加者が集まっての会議であった1,2).いずれの学会でもワクチン開発が主要テーマであった.

 1997年5月18日,クリントン大統領はG7首脳に呼びかける形で,エイズワクチンを2007年までに完成させると宣言した3).米国にとって月面着陸アポロ計画に次ぐ地球レベルのプロジェクトとし,世界的大規模な共同研究しか解決方法はないと呼びかけた.それを受けて世界の大手製薬会社およびベンチャー企業が開発戦争に突入している.これにはいくつかの重大な理由があった.

Webからの文献引用法

廣田 晃一

pp.350-351

 インターネットの普及に伴い,電子メディア上の文献を引用する機会が増えつつあるが,その際,通常の文献にはない配慮が必要になる.しかし,電子メディアの引用法を規定している学術雑誌は国際的にみてもほとんど存在しない.ここでは,一応標準的とみなされている現代言語協会(MLA)様式とアメリカ心理学協会(APA)様式を中心に解説する.

 電子メディアといっても,文献引用法に根本的な変化があるわけではない.基本的には印刷物と変わらない以下のような構成要素によって組み立てられる.

質疑応答 診断学

遺伝性非腺腫症性大腸癌診断の遺伝子解析

白濱 秀也 , 青木 里美 , 横山 安伸 , 清水 文彰 , S生

pp.352-357

 Q 大腸癌の一種であります遺伝性非腺腫症性大腸癌(hereditary nonpolyposis colorectal can-cer;HNPCC)の診断に関する遺伝子解析について,最近の話題を含め,解析の手法および判定をご教授ください.

学会だより 第7回国際小児検査医学会議

南欧の輝く太陽の下で国際交流・意見交換

戸谷 誠之

pp.360-361

 国際小児検査医学学会の主催による第7回国際小児検査医学会議(7th ICPLM)はリスボン(ポルトガル)郊外の海浜リゾート地,エストリルで1998年9月30日から10月4日の会期で開催された.

 この会議については,既に本誌既刊号1)でも紹介してきたが,米国立小児病院(ワシントンDC)の臨床検査部部長Jocelyn M Hicks博士の提案により世界各国の関係者が集まり1980年にエルサレム(イスラエル)で第1回会議が行われて以来,3年ごとの開催で今回の会議を迎えるに至っている.会議の内容はその名称からも明らかであるが,小児領域を対象とする臨床検査医学,特に先天代謝異常症発見に関する諸検査と日常的な病態識別のための検査に関する国際的な情報・研究交流を目的とする学術集会であり,筆者は第2回会議から連続して出席している数少ないメンバーの1人である.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

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今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

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64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

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今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

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今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

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今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
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60巻12号(2016年11月発行)

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今月の特集2 脂質検査の盲点

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増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

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増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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