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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 原発性免疫不全症 検査法

好中球機能検査法

著者: 北川誠一1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第二生理学教室

ページ範囲:P.412 - P.418

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 好中球機能検査は一般に細菌感染症を反復する患者の診断目的に行われる.好中球には遊走能,接着能,貪食能,脱顆粒,活性酸素産生能,殺菌能など極めて多くの機能が備わっている.これらの機能のいずれに障害があっても,生体は反復する細菌感染症に罹患することになる.臨床的にその頻度と重篤性から最も重要な疾患は慢性肉芽腫症である.したがって,臨床検査の面からはNBT還元テストとスーパーオキシド産生能の検査が最も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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