icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 原発性免疫不全症 病因解析

高IgM症候群

著者: 野々山恵章1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部小児科

ページ範囲:P.429 - P.433

文献購入ページに移動
 伴性劣性高IgM症候群はCD 40リガンドの遺伝子異常により起こる先天性免疫不全症である.B細胞へのCD 40刺激が入らないためクラススイッチが起こらず,IgG,IgAの低下を認める.さらに最近T細胞機能不全があり,Pneumocystis carinii肺炎や,Cryptosporidium感染などを起こし,予後が不良であることが判明してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?