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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻4号

1999年04月発行

文献概要

学会だより 第45回日本臨床病理学会総会

問題に果敢に挑戦し検査の本道を示す

著者: 松尾収二1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.477 - P.477

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 第45回日本臨床病理学会は,去る1998年11月11日~13日,高知市で高知医科大学臨床検査医学講座佐々木匡秀教授のもと開催された.
 今回の目玉は何と言ってもR-CPCであった.しかも7題は圧巻であった.事務局の準備は大変だったろうと推察する.R-CPCはごく簡単な臨床所見に日常的な検査データを提示し病態を把握するものである.検査データの判読法を身につけるには有益である.詳細な臨床所見や剖検所見は伏せてあるにも拘らず,各演者はしっかりとデータを読んでいた.私自身がコンサルテーションを受けた症例も呈示したが,ここまで読めるものかと感心した.参加した知り合いの臨床医も感心していた.演者は若い臨床検査医でありプレッシャーもあったろうが堂々とされており誠に頼もしかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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