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今月の主題 結核 総説
結核の院内感染の現状
著者: 青木正和1
所属機関: 1(財)結核予防会
ページ範囲:P.499 - P.503
文献購入ページに移動 1990年以後,結核の院内感染事件の発生が目立ち,全国各地から毎年数件報告されている.事件とはならない散発的な結核発病例も多い.わが国では結核はまだ多く,病院職員の大部分が結核未感染となり,病院の建物が近代化して飛沫核感染を起こしやすい環境となっていることなどによる.職種別にみると,検査技師の発病率は高いので,今,結核の院内感染防止策を進めることは,何処の病院にとっても緊急かつ重要な課題である.
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