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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻5号

1999年05月発行

文献概要

今月の主題 結核 技術解説―抗酸菌検査法

塗抹検査

著者: 藤木明子1

所属機関: 1(財)結核予防会結核研究所国際協力部

ページ範囲:P.511 - P.514

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 結核診断が急速に発展してきた現在でも,塗抹検査は結核診断の基本である.とりわけ最も危険な感染性結核患者の発見には確実で有効な方法である.そのためWHOは先進国,途上国を問わず塗抹検査を結核対策の重要な柱として位置づけている.世界的に最も用いられている方法に,Ziehl-Neelsen染色法と蛍光染色法があり,それぞれに特徴を持つ.塗抹検査の意義・有効性をよく理解し軽視することなくその実施の励行や技術の習熟に努めることが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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