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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻5号

1999年05月発行

文献概要

今月の主題 結核 技術解説―抗酸菌検査法

培養検査―卵培地を用いた方法

著者: 田澤節子1

所属機関: 1昭和大学医学部附属藤が丘病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.515 - P.520

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 結核の確定診断は検査材料から結核菌を分離,同定することである.従来,結核菌を含めた抗酸菌の分離は小川培地が用いられていた.小川培地での前処理は簡便かつ雑菌混入率も低い.しかし,NaOHに代わるより温和な前処理と抗酸菌の発育支持力の優れた培地を用いることで,抗酸菌の検出率の上昇および検出日数の短縮が可能となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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