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今月の主題 結核 技術解説―抗酸菌検査法
培養検査―卵培地を用いた方法
著者: 田澤節子1
所属機関: 1昭和大学医学部附属藤が丘病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.515 - P.520
文献購入ページに移動 結核の確定診断は検査材料から結核菌を分離,同定することである.従来,結核菌を含めた抗酸菌の分離は小川培地が用いられていた.小川培地での前処理は簡便かつ雑菌混入率も低い.しかし,NaOHに代わるより温和な前処理と抗酸菌の発育支持力の優れた培地を用いることで,抗酸菌の検出率の上昇および検出日数の短縮が可能となる.
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