icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻5号

1999年05月発行

文献概要

今月の主題 結核 技術解説―抗酸菌検査法

核酸同定法―検体から直接検出する場合

著者: 後藤美江子1

所属機関: 1東京大学医科学研究所感染症研究部

ページ範囲:P.533 - P.539

文献購入ページに移動
 現在,わが国では抗酸菌検査の核酸増幅法として,①TMA (transcription mediated amplification)法によるDNAプローブ"中外"-MTD,②PCR (poly-merase chain reaction)法に基づいたアンプリコアマイコバクテリウム,③LCR (ligase chain reaction)法のLCXプローブシステムの3つの系が認可されている.
 これらは迅速性にも優れ,広く普及してきているが,高感度であるがゆえにまた新しい技術であることから検査設備,検体の取り扱い,手技,検査結果の解釈など厳重なる注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?