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今月の主題 結核 技術解説―抗酸菌検査法
核酸同定法―検体から直接検出する場合
著者: 後藤美江子1
所属機関: 1東京大学医科学研究所感染症研究部
ページ範囲:P.533 - P.539
文献購入ページに移動 現在,わが国では抗酸菌検査の核酸増幅法として,①TMA (transcription mediated amplification)法によるDNAプローブ"中外"-MTD,②PCR (poly-merase chain reaction)法に基づいたアンプリコアマイコバクテリウム,③LCR (ligase chain reaction)法のLCXプローブシステムの3つの系が認可されている.
これらは迅速性にも優れ,広く普及してきているが,高感度であるがゆえにまた新しい技術であることから検査設備,検体の取り扱い,手技,検査結果の解釈など厳重なる注意が必要である.
これらは迅速性にも優れ,広く普及してきているが,高感度であるがゆえにまた新しい技術であることから検査設備,検体の取り扱い,手技,検査結果の解釈など厳重なる注意が必要である.
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