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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻5号

1999年05月発行

文献概要

今月の主題 結核 話題

LCXプローブシステムによる結核菌群の検出

著者: 小栗豊子1

所属機関: 1順天堂大学附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.555 - P.558

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1.はじめに
 抗酸菌遺伝子検査の普及は結核症など抗酸菌症の迅速診断に大きく貢献している.わが国ではTMA法を利用したDNAプローブ「中外」-MTD®やPCR法を利用したコバスアンプリコア®(ロシュ)が広く用いられている.現場での日常検査への導入のためには,操作ステップが少なく,単純作業でないと難しい.
 LCXプローブによるM.ツベルクローシス・ダイナジーン(ダィナボット)は,操作も単純で,塗抹や培養などの日常検査をしながら検査でき,結核菌検出の感度や特異性の面でも優れている特徴を持つ.以下に測定原理,操作法,検討成績(文献による)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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