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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻6号

1999年06月発行

文献概要

今月の主題 高血圧と臨床検査 総説

高血圧症の臨床検査―二次性高血圧症の鑑別診断

著者: 高橋伯夫1

所属機関: 1関西医科大学病態検査科

ページ範囲:P.613 - P.621

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 血圧を変動させる血管作動性物質の増減は直接血圧値に反映されるので,その定量は診断と治療に欠かせない.血圧の究極的な調節臓器と目されているのは腎であり,その病態を簡便に診断できるのが臨床検査である.標的臓器障害は高血圧症患者の予後を左右するものであり,その病態診断に臨床検査を必要とする.さらに,内分泌ホルモンの測定は二次性高血圧症の確定診断に欠くことができない.高血圧の臨床に臨床検査は大きく寄与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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