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今月の主題 高血圧と臨床検査 生理活性物質
電解質調節因子
著者: 大島哲也1 松本敏幸1 小園亮次1
所属機関: 1広島大学医学部臨床検査医学教室
ページ範囲:P.648 - P.651
文献購入ページに移動 水や電解質の全身バランスもしくはその調節因子の増減が血圧に影響を与えることはよく知られている.今回,そのうち水やNaの貯留作用のあるバゾプレッシン,排泄作用のあるキニン,カリクレイン,ドパミンについて検査法と意義,高血圧との関連について解説した.さらに,近年注目されているCa調節ホルモンとして,副甲状腺ホルモンとビタミンDについても概説した.
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