文献詳細
文献概要
今月の主題 高血圧と臨床検査 生理活性物質
レニン-アンジオテンシン系
著者: 小原克彦1
所属機関: 1愛媛大学医学部老年医学
ページ範囲:P.652 - P.655
文献購入ページに移動レニン-アンジオテンシン系の律速段階はレニン酵素反応であり,レニン活性を測定することによりレニン―アンジオテンシン系の活性を推定できる.腎血管性高血圧においては,血漿レニン活性測定は,その診断に必須であり,カプトプリル負荷試験や分腎レニン比などが利用されている.本態性高血圧患者においては,食塩摂取量との関係からレニンプロフィールが合併症の発症と関係すると報告されている.
掲載誌情報