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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻6号

1999年06月発行

資料

血液レオロジー測定装置(MC-FAN)による全血を用いた血小板凝集能の評価

著者: 周新平1 星恵子1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.707 - P.711

文献概要

 血液レオロジーをみるために開発されたMC-FANは,一定最の試料の通過時間を測定することによって血小板凝集能が確認でき,顕微鏡下で直接血小板の凝集する様子も観察できる新しい測定装置である.この方法の最大の利点は全血を用いて行えることで,より生理的な条件下での血小板凝集能を捉えることができる.また,ADP,コラーゲンの濃度は少なくとも比濁法で用いる1/10の量で済み,感度にも優れる測定法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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