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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻10号

2000年10月発行

今月の主題 脂質代謝関連検査項目についての再検討

総論

動脈硬化病変の治療と血清脂質

著者: 藤山二郎1 栗山勝1

所属機関: 1福井医科大学第2内科

ページ範囲:P.1067 - P.1073

文献概要

 虚血性心疾患では,高コレステロール血症が大きな危険因子であり,強力な脂質低下剤であるHMG-CoA還元酵素阻害剤による確実なコレステロール低下作用に基づく多数の大規模臨床試験の成績が報告された.そして,冠動脈硬化症の発症予防を目的とした一次予防試験でも,再発予防を目的とした二次予防試験でも,その有用性が実証されている.したがって,虚血性心疾患の予防,進展阻止には,コレステロール低下療法が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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