文献詳細
特集 細胞診―21世紀への展望
第2章 検診・外来診療における細胞診の役割
文献概要
はじめに
Papanicolauが腟脂垢から子宮癌診断が可能であることを示して以来,婦人科領域の細胞診は今世紀の間に十分成熟し,進歩の余地は少ないと言う者もいるが,はたしてそうであろうか.新しい世紀を迎えるに当たり,細胞診の未来を期待する者として,婦人科細胞診,ことに外来診療における現状を振り返り,未来への展望の一助としたい.
Papanicolauが腟脂垢から子宮癌診断が可能であることを示して以来,婦人科領域の細胞診は今世紀の間に十分成熟し,進歩の余地は少ないと言う者もいるが,はたしてそうであろうか.新しい世紀を迎えるに当たり,細胞診の未来を期待する者として,婦人科細胞診,ことに外来診療における現状を振り返り,未来への展望の一助としたい.
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